10月16日 日本災害復興学会@神戸大学
灯メンバーの高瀬と眞杉です(^^♪
今回は神戸大学で開かれた、日本災害復興学会プレイベントに出席した時の様子を
レポートさせてもらいます!
●日本災害復興学会プレイベントとは・・・
近年、日本各地で震災や水害が発生していますが、そうした災害被災地で
学生ボランティアの輪が広がっています。
全国の被災地の経験が<つながる>、災害の記憶が若い世代に<つながる>
学生たちの活動にはそういう意味があるのではないでしょうか。
・・・このような思いから5つの学生団体が被災地での取組を紹介し、
学生同士が交流する意義、災害の記憶を伝える意義について議論するというものです。
発表は高瀬が前半で足湯とは?ということと灯の能登での活動、
後半に眞杉が元菊においての活動を紹介しました。
左から4番目に眞杉、5番目に高瀬が座っています。
すごく緊張しました・・・(笑)
そのあとのディスカッションでは学生同士が交流する意義、災害の記憶を伝える意義に加え、
それぞれの団体が抱える課題についても話し合いました。
その中でも特に熱が入ったのが、
「自分たちの活動をどうやって後輩につないでいくか」ということです。
どこの災害関係学生団体でも次世代に伝える・活動に参加してもらうことが急務で、
各団体が「どうにかしないといけない」と思っています。
しかし、それがとても難しい・・・。
後輩に震災について伝えようと思っても、なかなかうまく伝わらないもどかしさ。
先輩が一生懸命伝えてくれようとしているのに、理解できない悔しさ。
こういった話が学生の中からあがりました。
震災を経験してはいないけれど、
震災について知ることでより深く相手のことを考えることができる。
災害の記憶を伝える意味は、そういうところにあるのではないかと思っています。
活動に新たなる視点から意義を見出してもらいたいという意見も出ました。
それは「おじいちゃんやおばあちゃんと喋るのが好き!」といった観点から
次世代の学生に参加意義を見出してもらおうというものです。
楽しいと思える、主体となって動ける、興味がある・・・
これらは活動の原動力になる大切な、かつ重要な要素です。
活動を後輩につなげていくため、私たちが考えていかなければならないことが
たくさんあるんだって再確認しました。
学会プレイベントは、他団体の活動内容や抱えている課題を報告する場であったと同時に、
悩みを打ち明けて一緒に話し合うことのできる仲間がこんなにいるんだって、
強く感じられるものでした!