1月8日ぼうさい甲子園

こんばんは!
そしてあけましておめでとうございます!
新年一発目のブログは1年末永です。
2012年も灯をどうかどうかよろしくお願いします☆


さてさて今年初の活動の報告を。
1月8日にぼうさい甲子園表彰式が兵庫県公館で行われ
灯からは眞杉、末永、田中先生で行ってきました!


このぼうさい甲子園というのはですね、
阪神・淡路大震災を契機に始まったもので
地域において「防災教育」に取り組む児童・生徒・学生を顕彰するものです。
灯は残念ながらぼうさい大賞(=優勝)には選ばれませんでしたが
優秀賞という結果を収めることができました!
ですが大学生部門としては今回最高の成績です。灯一同みなさんには感謝でいっぱいです。


まずは表彰式☆
がっちがちに緊張する眞杉さんと末永が
立派な賞状と楯をいただきました!


そしてその後は受賞した団体の発表会☆
灯からは眞杉さんの発表です。

「災害時の見守り・寄り添い支援から平時の見守り・寄り添い支援へ」
というテーマで、能登半島地震からもうすぐ5年たつ能登で、
緊急時だけでなく平時の足湯活動が「防災」という面で果たす役割、
「減災」には地域のコミュニティーが不可欠であるということを
元菊や東北での足湯活動とも絡めつつプレゼンしました。


300人あまりが集まった会場。
そしてその中には眞杉さんfamilyの姿も!
ということでいつにもまして緊張していた眞杉さん、本当にお疲れ様でした。


会場の様子。子供たちの書いた大迫力の絵です。


他の団体の発表です。
ぼうさい大賞を受賞した釜石東中学校。

今回の東日本大震災により、校舎3階部分まで浸水したそうですが生徒全員が助かったそう。
釜石東中は過去2回優秀賞を受賞しており
普段からの防災教育への意識の高さが生徒の命を救ったといえるかもしれませんね。

ぼうさい大賞、そしてグランプリを受賞したのは
徳島県津田中学校。
東日本大震災後に津波に対する住民の意識調査などを通して
要望を直接市に提出したり、生徒自身の防災に対する意識を深めたりする活動を継続的に行ってきたそうです。
中学生とは思えないほど堂々とした発表ですばらしかったです。

パネルの一部です。


他にも紙芝居やダンスで防災を呼びかけたりする活動を行っている学校、
模型を作って疑似津波実験を行って啓発活動を行っている学校・・・などなどなど
たくさんの発表を聞くことができました。

「天災は忘れたころにやってくる」というのは
本当にその通りだと思います。
災害を忘れないことや普段から防災を意識的に考えることは難しいことです。
そんないつ来るかわかんないものより
目の前のことを考えるだけで精いっぱいなのが普通だと思います。
子供だったらなおさらです。

だからこそ「防災教育」は大切な役目を担っているのではないでしょうか。
さいころに学んだことは自然と体の中にしみつくものです。
過去にあった災害を忘れないことが防災、減災への第一歩なんじゃないかなと
発表を聞きながら思いました。




余談かもしれませんがぼうさい甲子園の前日7日に
人と防災未来センターにおいて「災害メモリアルkobeー1.7 3.11ふたつの災害とわたしの未来」
という集まりがあったので行ってきました!

神戸の子供たちが阪神淡路大震災東日本大震災の話を聞き、感じたこと、考えたことの発表を聞いてきました。
ちなみに眞杉さんの母校の小学校も発表していました^^


小学生、中学生ながらもすごくいろんなことを考えているのだなあと感動しました。
次の世代に伝えていくことの大切さを感じました。


そのあとは展示コーナーでお勉強。

一言でいうなら・・・阪神淡路のこと、何も知らなかったなあと反省しました。
阪神淡路を学ぶことで、東日本大震災にも通じることはたくさんあるし
忘れないことってやっぱり必要だなと感じました。



今回この賞を受賞したことに甘んじず
協力していただいているたくさんの方々への感謝を忘れず
これからも継続していくこと、新しいものも取り込んでいくことも
灯として考えていかないといけないなと感じた神戸の旅でした。


以上末永でした!

神戸の夜景最高でした!